プチストレス

仕事がひと段落したところで、少し休憩。

外に出ようと席を立ちます。

 

ああ、そこで気づくのです。

ハンカチをにぎろうか。その数秒の手間をためらうほど、

小さな小さなわたしのゆううつ。

 

金属製のドアノブを握るほんの一瞬、わずかに息を詰めます。

 

ぱちん。

 

今年もこの季節が来たのですね。

爪で扉を弾いてみる、帯電乾燥女がここに一名。