用事と用事の間に時間ができたので、知り合いがおすすめしてくれた
映画を観ることに。
「バーフバリ 王の凱旋」というインド映画でした。
その人曰く、
「観ている最中、口をあんぐり開けちゃう感じです」。
壮大かつ雄大な舞台設計に、待ってました!と叫びたくなるくらいの「お約束」
すぎる展開。ある意味観客に対するサービス精神が旺盛な映画と言えます。
歌って踊るシーンもばっちり用意されていて、こちらも期待通りです。
そして、この映画のいちばんの魅力は、ありえないほど強靭で鋭敏な
主人公。
暴れゾウや降り注ぐ矢をもものともせず、敵との接近戦では
あまりの衝撃で地面が割れます。
鑑賞中、何度心の中で
「そんなバナナ…」と言ったことでしょうか。
鮮やかな色彩と画面全体から伝わってくる熱量に圧倒されっぱなしの
二時間半なのでした。
ちなみに予備知識がほとんどない状態で飛び込んだため、この映画が
実は続編で、前作があることを席に着いてから知りました。
でも大丈夫、最初に「前回までのおさらい」としてダイジェスト版の
解説が用意されており、初めてでも楽しめるようになっていますよ。
血沸き肉踊る、幸せなインド映画体験をどうぞ。